観葉植物の中にはあまりでまわっていない「希少種」というものがあります。
とてもめずらいいので人気があるのですが、あまり出回っていないのでとても高級品です。
それに脆弱なものが多く慎重に管理する必要があります。
育てやすものもありますが、ものによっては観葉植物上級者の知識が必要になってくると思います。
今回は希少種にはどんなものがあるのかをサクッとチェックしてみましょう。
トックリヤシ
幸せになるヤシとして人気のある超希少種「トックリヤシ」です。
トックリヤシは成長が遅いので室内用としては最適です。
どんどん成長するのがいい人には向かないと思いますが、成長が早い植物は場所を取ってしまったり剪定が大変なのでそれなりの手間がかかります。
トックリヤシは成長が遅いのでそういった心配はなく、そのままで長く楽しむことができます。
耐陰性もあるので室内でもしっかり育ちますが、10度以下になると枯れてしまうので、南の島以外では屋外で育てるのは難しいです。
そしてトックリヤシは脇目が出てこないので、切り戻しが出来ないので注意が必要です。
一度、芽が出るところを切ってしまうと、二度と芽が出てきません。
ガステリア グリーンワイパー
ガステリアは花の形が胃に似ていることから、英語で胃は「ガスター」なのでこう付けられたそうです。
昔から人気があって愛好家に好まれる品種がいろいろ作り出されてきました。
乾燥に強い植物で葉が肉厚で規則正しく重なり合っています。
置き場所は明るい日陰で管理し、夏の日差しを当てると葉が日焼けしてしまうので、直射日光には気を付けてください。
サンスベリア マッソニアーナ
見るからにめずらしいサンスベリア・マッソニアーナです。
葉が大きく成長するタイプで、1株から1~3枚くらいしか葉がつきません。
最近は見るようになりましたが、まだまだ希少種として人気がある観葉植物です。
部屋で育てていると葉にホコリや塵がたまりやすいので、たまに濡れた手拭いで拭いてあげるといいです。